14日深夜の伊予灘地震。深夜二時過ぎでまだ眠りについてない時に起きた。
身の危険を感じる揺れだった。携帯の地震警報が鳴る。知らぬ間にiPhoneにこういった機能が組み込まれているのだと知る。いい事だ。
揺れがおさまり、すぐに実家に行き安否を確認する。大丈夫だったようだ。
いくぶん、小物が倒れてきたらしい。
ニュースを見ると、大分市は震度5弱、もしくは震度4と表示されていた。
朝、事務所に出社すると、棚の上部においていたものがいくつか落下していた。

震度と揺れの感覚は下記の通り。

震度7 耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。
震度6強 はわないと動くことができない。飛ばされることもある。
震度6弱 立っていることが困難になる。
震度5強 物につかまらないと歩くことが難しい。
震度5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
震度4 ほとんどの人が驚く。
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
震度2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。
震度1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
震度0 人は揺れを感じない。

これまでに私が体験した最高震度は、震度6弱の福岡西方沖地震。
2005年3月20日の10時53分。ほぼ丸9年前の事だ。
ちょうど福岡県香椎に完成した住宅のオープンハウスの準備中であった。
たしかに、立っている事が困難で、住宅の大黒柱につかまり揺れがおさまるのを待った。
周囲では、瓦が落ち、ガラスが割れたりしていた。
完成お披露目の最中に地震。どこかに被害がでていても不思議ではない揺れ。

すぐさま、内部、外部の異常を点検した。
しかし驚いた事に、なにひとつ被害がなかったのだ。
構造用合板で外周部を固める在来工法のハイブリットのような構成にしていたのが効果を発揮したのだろう。
内部のクロスにすらなにも影響はなかった。

震度6強、震度7では、さすがに、軽微な被害は出るだろうが、倒壊にいたる事はまずなさそうだなと思う。
それくらい剛性の高い構造としている。木造でもなんら問題はない。
これ以降、計算上ではわかっていたが、天然の耐震実験を行ったわけだから、自身を持って、当社の木造住宅をオススメしている。

地震がおさまって、それでも数組の方をお迎えし、早めに切り上げ、大分に戻る時、都市高速は封鎖され、渋滞に巻き込まれた。福岡県近郊では結構な被害が出た地震だった。
その日のうちに帰り着いたのでよかった。

震度5弱で津波の心配なし。ニュース速報で知り、ほっと一安心する。
しかし、避難勧告が出たとしたら、どう行動できただろうか。
限りなく怪しいものだ。

天災は忘れた頃にやってくる。
山口県では出光の工場でなにかが炎上したようだ。

伊予灘といえば、すぐ近くに伊方原発がある。
もう少し巨大な地震で津波が発生していたとすると、ぞっとする。
被害が少なくて本当によかったなあと思った。

南海地震とはリンクしていないという事だが、南海地震の可能性が現実味をおびてきたように思える。
そろそろ心の準備と物理的な準備が必要だろうか。

しかしながら、震度6の地震がおきても、ほぼ被害の出ない日本。
耐震化のすすんでいない海外で震度6の地震があれば、膨大な被害が出る。

昨今の積雪の被害の対策として、建築基準法の改正も速攻でおこなわれるようだ。

地震、台風、大雨、大雪、火事。
年々、強化されていく。
こうやって、日本民族は強靭化してきたし、モラルの高い倫理観が醸成されてきたのだろう。