先日の建築家イベントで、大先輩建築家とご一緒させていただいた。
一人は、福岡の柳瀬さん。もうひとりは、兵庫の大江さん。
柳瀬さんとは15歳の年齢差があり、大江さんとは20歳の年齢差がある。

普段、なかなか交流させていただくのがまれな大先輩達である。

私が大学生の頃、磯崎さんの新大分県立図書館の現場見学会に参加したとき、柳瀬さんも参加されていたという。ひょっとすると、同じ団体バスに乗り合わせていたかもしれない。
当時の私は、建築家の卵として夢に燃える若者。夢ばかりはあるが無力で無防備だった。柳瀬さんは、すでに、建築家として、すばらしい作品を世に送り出しておられた。
あれから20数年後、同じく磯崎さん設計のビーコンプラザで、同じイベントに参加させていただいている、という事に、私は勝手に感銘をうけさせていただいた。
イベント期間中、楽しくお話させていただいた。そして、勉強させていただいた。

大江さんとは20歳以上の開きがある。大江さんの息子さんが私と近い世代で、跡を次ぐべく、一緒に活躍されている。
私にとっては父親世代といっていい。なおも、精力的にクオリティの高い作品をつくっておられた。
海外の建築視察の話など、いい話をきかせていただいた。

お二方とも、精力的に研鑽をかさねておられ、メキシコのバラガン建築を筆頭とする世界の名建築をすでに体感し、極意を会得されていた。

私などは、まだローマくらいしか体感しておらず、もっと精進しなければと反省しきりであった。

15年後、あるいは、20年後、お二方のような作品のクオリティに肉薄できるかどうか。私の挑戦は続いていく。

得難い体験をさせていただいた二日間であった。またお会いできる機会があるとうれしい。