不思議なくらい、物事が動き始めるタイミングというのが必ずある。
二月末から三月初旬、二つの物件が着工を迎えた。
本日、四月初旬にもう一つ着工する事が確定した。
本来の予定ではもう少し早く着工していてもおかしくはなかった。
我々の準備はいつでも整っていたのだが、その他の事情で待機していたような状態だった。

私自身のサイクル、それぞれのクライアントのサイクル、その他関係する機関のサイクル、社会全体のサイクル。
それぞれがぴたりと一致したという事になるのだが、不思議な現象だなあと思う。
すべては縁により運ばれていく、ということか。
縁がなければ、出会いすらない。

待機の状態の時、硬直した状況をなんとかしようと力んだりもするが、なかなか効果も見られない事が多い。
ところが、なにかのきっかけで、スルスルと進んでいく事がある。
いろんな障害もパッとなくなり、気持ちよいくらいに進行するケースを、何度も目撃してきた。

こういうのを、時の利、というのだろうか、と思う。
時の利がくるまでジタバタしない。
動かざる事山の如し。
風林火山の極意なんだなあ、と思う。

ただし、時がくるまで無為無策で待っていてもしかたがない。
動き始めるまでの準備や段取りが必要だ。
時がきたなら、風のごとく、火のごとく。

なかなか完璧にはいかないが、剛胆さが必要だなあと、つくづく実感させられるのだ。

戦国時代の武将達は、おそるべき胆力の持ち主であったのだろうと、敬服する。
さらには、情報力も必要だろう。忍びのものを使い、情報収集。
戦わずして勝利を得る。そこが究極なのだろう。

2014年3月6日。私にとってメモリアルな日となった。社史に刻んでおこうと思う。