このところ、沖縄の4つのプロジェクトが同時進行している。
ひとつのプロジェクトのスタディに一日。
それぞれのプロジェクト毎に、うんうんうなりながら、ひとつの方向性に絞り込む。

仕事ボリュームでいえば、もう、2014年の仕事量としてはもう充分であるくらいだ。
しかし、当社では、今月中にかたをつけようとしている。
完成度の高い基本プランさえできれば、あとは、自動的に進んでいくからだ。

極端に言えば、無限の可能性がある。
永遠に終わらせない事も出来ると言えば出来る。

正解かどうかはわからないが、うなっていると、すべての事がぴたっとはまる瞬間がある。
ああ、これで行けそうだな。とわかる。

コスト感覚が身に付いていない設計者は、必然的に、予算の倍くらいに達する図面を書いてしまうものだ。
そして、クライアントに提示してしまうと、もう、後戻りが難しくなる。
概算をはじいたところで、大幅にオーバー。
仕様の調整ではとうてい追いつかない。
あちこち面積を削ったとして、当初のコンセプトなど、ぐちゃぐちゃになる。
やりなおし。
クライアントにしても、いままでの打合せはなんだったんだ、となる。
最悪の場合、そこで契約解除となる。
それによって、ヒドイ場合は半年分くらい、タダ働きになるケースさえある。

こういう事をやっていたら、食べていく事もできない。

昨今は、資材の高騰もあり、コストオーバーになるケースが増えている。
これまでの経験値が通用しなくなってきているので、細心の注意が必要だ。

一番いい方法というのは、面積が最小になるようにするのが最も合理的である。
つまり、無駄なスペースがなくなり、贅肉が落ちていく。
最小面積を攻めるには、すべての物の最小寸法を熟知している必要がある。
ミリ単位の攻防となるのだ。

いいプランというのは、寸分違わず、無駄がない。
そして、空間の広がりがあるので、狭さを感じさせないのだ。

さらには、日影規制があったり、各種斜線制限があったりする。
日影計算したり、天空率を計算したりもする。
そうやって、その土地に最適な回答を見つけていくのだ。
かなり高度な事をやっているのだが、充分に認知されているだろうか。

どのような難しい案件でも、決してあきらめない事。
すると、解決の糸口は見えてくる物だ。

ボリュームをつかんで、正解に到達する方向性をおおづかみで把握する。
基本プランで80%までつめる。実施設計で90%までにじりよる。
そして、現場監理段階で100%に近似させていく。

最初が間違えていると、永遠に到達しないものだ。

沖縄のプロジェクトで、おおいに鍛えて頂いている。
4つのうちふたつは、もう、メドがついた。残りの二つも今週でメドがつく。
2月1日、2日に、沖縄入り。
詳細なステップにうつっていくだろう。