めっきり寒くなってきた。
猫が4匹いるので、かわいそうだからと日中もエアコンつけっぱなしにしていたら、電気代がふくれあがる。経済的ではないなあと思い、猫は炬燵でしょ、という事で、小さめの炬燵を買い求めた。
ついでに、猫用のマカロンベッドなるものを発見したので、ためしに一つ買ってみた。

さっそく、炬燵をセットすると、するすると潜り込んでいた。猫はやっぱり炬燵が好きなんだなあ、と、納得する。

マカロンベッドも、ふわふわのあたたかい素材で、絶妙なサイズで潜り込めるようになっている。
気に入ったようで、4匹がかわるがわる潜り込んでいた。

炬燵にしたのはずいぶん久しぶり。
炬燵が好きだったし、炬燵で寝たりするのも好きだった。
エアコン入れなくても、全然快適だ。局所暖房の究極。

住宅作家として、いくつもの住宅をつくってきた。
リビングダイニングは、いちおう、ダイニングテーブルセットとソファーセットを想定してプランしているのだが、はたして、と思う事も多い。
リビングにつなげてタタミコーナーなどもつくる。

椅子座のライフスタイルを提案しているわけだが、結局のところ、自分自身の生活を振り返ってみると、結局、ソファーを背もたれにして、床座のライフスタイルになってしまっている。
ついに、炬燵を出してしまった。やはり、床座のほうが、私自身にとっては心地よいようだ。

炬燵に入ってみかんを食べる。食事も炬燵で鍋を囲む。テレビを見ながら。
猫が炬燵でまるくなる。ちょっとお酒を飲んで、炬燵でうたた寝。
冬の日本の風物詩。
そういったライフスタイルの記憶が染み付いているのだ。
庶民のライフスタイル。
四畳半のタタミの部屋が一番落ち着いた気分になるのは、もう、どうしようもない。
しみついたものだろう。

床座の生活に回帰した空間づくりを、積極的に進めていこうかなあ、と思い始めた。
老化していってるだけかもしれないが。