車のカーナビ、いろいろと音声で話しかけてくる。
トンネルに入ると、決まって、「GPSを受信できません!」と泣き言を言ってくる。
出たとたんに「GPSを受信できました!」とアホみたいに言ってくる。

GPSのくだりではアホまるだしなのだが、その他の面ではすばらしい。
ルートをはずれると、すかさず、代替えルートの再計算を行ってくれる。
ああ、頼もしい、と思うのだ。

仕事も同じ事で、出来ない理由ばかりを主張してくる人が少なからずいる。

100%お膳立てがされていなければ仕事が出来ないというのであれば、もうしなくていい。
残念ながらそういう結論になる。

頼もしい人であれば、これこれの条件が不明ですが、過去の経験から、こういった類推をして、このように設定しておきました。と、気持ちのいい返事が帰ってくる。
ああ、出来る人だなあ、と感心する。

出来ない理由を述べる時は代案とセットで。
これが原則だと思う。

代案を提示できる、というのは、目的をしっかりとつかんでいるという事につながる。
目的が分かっていれば、臨機応変に対処できるのだ。

私はこれまでに、出来ない理由ばかりをグダグダと述べるような事は行ってはいない。
かならず、代案を出すし、リスクをとる覚悟で、仕事を前進させてきた。
これからもそうするだろう。

Aプラン、Bプラン、Cプラン。
常に3つの方法を用意する。
Aプランの遂行に障害がでれば、すかさずBプランに移る。
一歩でも目的地ににじりよる努力を行う。

これまでにも、他社が出来ないといって頓挫していた案件を引き継ぎ、実現させてきた実績がいくつもある。

これは日本人の美学であると思う。

陸上自衛隊の最新鋭の10式戦車。おそろしく高性能であるという。
高速でスラローム運転しながらでも百発百中らしい。米軍からクレイジーと評されているとか。
開発中の国産ステルス戦闘機「心神」。これも、ゼロ戦につぐ、記念碑的な性能をたたき出しているという。
尖閣や竹島の問題も、海上自衛隊の防衛網は完璧らしく、それを察知した中国は、尖閣をあきらめ、フィリピンとの領有権争いに移行しはじめたという。
日本人のものづくり。不可能を可能にする探究心。
ときおりエスカレートしてガラバゴス化するのが難点だろうか。

ともかく、すぐに出来ませんという人。
「私は無能です」といっているに等しい事を理解しておいたほうがいいと思います。