お笑い芸人の今田耕司は、「ごっつ」の頃から、おもしろかった。
今や、紳介の後を引き継ぎ、MCとして活躍している。
誰とでも上手にからめるところがすごい。
ダウンタウン、とんねるず、たけし、鶴瓶、タモリ。さらには、若手。
松本人志も、今田のほうが、トータルで獲得するお金は多いだろうと、評価していると聞く。

アナザースカイもいい。安藤忠雄が出演した回をみたが、でしゃばらず、ゲストの魅力を引き出していると思う。「吉本が依頼したら受けますか?」という絶妙な問いに対し、安藤さんは「吉本はアカン!」で大爆笑でオチ。でしゃばらない所がとてもいい。俺が俺がのいやらしさがない。

大きな番組の司会ぶりもいいが、ローカル番組などでも、面白い。
誰よりもがんばる司会者。そのようなポジションだ。
「今ちゃんの実は」という大阪の番組、ネットでアップされているのを見る。
今田の安定したMCに加えて、私がひそかに注目しているのが、シャンプーハット。
タクシー運転手に深夜営業のおいしいお店を聞いてまわるというコーナーが特に好きだ。

本当においしそうな店ばかり。
その内容をまとめた本も出ているという。グルメマップ。

大阪近郊に行く機会があれば、そのマップ片手にグルメツアーをしたいなあ、と、思いはつのる。
大分でやってくれないだろうか、とも思う。

シャンプーハットの「こいちゃん」こと小出水は、最近は全国区でちらほらみかけるようになってきたが、彼は本当にいい人らしい。彼らの定番の漫才もツボだ。
ボケの相方に過保護すぎるくらいやさしいツッコミという設定はある種の発明だと思う。
相方のテツジは、つけ麺の店を出すくらいにグルメで、彼の食べるときのコメントなどは、すばらしいと思う。伝わってくる。彼の店にもいつか行ってみたい。

今田も小出水も、誰も傷つけない芸風、という共通項がある。
こういった芸風のほうが、誰からも愛され、長続きするのではないだろうか。

鶴瓶、今田、小出水。この3人と友達になれたら、どんなにたのしいだろうか、と、妄想する。

彼らにみるなみはずれた人間力。そのような人になりたいものだが、簡単にはいかない。