現場監理からの帰り、商店街のウィンドウショーケースのダウンジャケットに心惹かれた。
黄色い、プーマとフェラーリのコラボのダウンジャケット。展示されているのはレディースだが。
雨が降り、急激に寒くなった。ああ、ダウンジャケットはベストタイプのものしかないので、この冬をこれで乗り切るのは無理だな、と、店に飛び込む。

さっそく店内を物色する。黄色いやつのメンズはないですか?と。
あいにくない模様。いや、レディースのもの着てみますか?と試着してみたが、かっこいいのだが、オネエのように見える。無理だな。これを着こなせるのはドン小西くらいだろうか。

しかし、この店は、こだわったものが多い。
店主が出してきたのは、シースルーの表地に、オレンジに着色されたダウンの中身がはいったもの。
スケルトンダウン。薄いオレンジに見える。プーマのもの。

ずいぶん安くしてくれるというので、即決した。
いつも、黒っぽいものばかり着ていたが、薄いオレンジというのは、人生で初めて着る色だと思う。
ずいぶん若返った気分になった。

さすがに、あたたかい。
オレンジ色をチョイスする。色のチョイスはそのときの心理状態を表していると、同い年の建築家、山澤さんの奥様に聞いた。彼女は巫女のようなカラーセラピストだ。今度、このオレンジを選んだ心理状態を聞いてみようと思う。

自分なりに予想するが、この年末、心のゆとりが産まれてきているように思う。