3月に入り、暦でいえば、もう春。
まだ少し寒いのだが、こたつを撤去した。
こたつの居心地の良さは捨てがたいのだが、こたつふとんなど、室内がもっさりしてしまう難点がある。

撤去したとたん、猫達が騒ぎ始めた。
4匹がかわるがわる抗議にきているようにも見える。

寒いのだろう、わたしが座椅子に座っていると、乗っかったり、すり寄ったり、せわしない。

寝ようとして布団に入ると、我先にと、潜り込んでくる。
かわいらしいものだ。

布団の中のポジション争いがはじまり、布団のなかであばれたりもするが、ポジションがきまると、ぬくぬくと気持ち良さげに眠り始める。

猫を飼育する醍醐味は、このへんにあると思う。

もう少し暖かくなると、絶対に布団には潜り込んでこない。
暑がりで寒がり。
ツンデレのようなものだろう。

それに振り回されるのが、逆に喜びになる。
不思議な関係性だと思う。

頭の側で眠るので、ときおり、心臓の鼓動も聞こえてくる。
人間の鼓動よりもずいぶん早い。
お腹がグルグルと鳴っている音なども聞こえる。

赤ちゃんを抱いた人が、この小さな体にすべての機能がつまっている事にあらためて驚くシーンがあるが、
猫のこの小さな体にいろんな機能がつまっている、というのも、つくづく、よく出来ているなあ、と思う。

長男のムサシ君。2004年にコンビニに捨てられているところを確保した。
当時は生後数ヶ月くらいだっただろうか。あれから10年。
すっかりと巨体になった。最近はダイエットの成果もあり、お腹周りはすっきりしてきた。
人間でいえば、もう50歳を越えるくらいだろうか。
おつう、小次子。
昨年からの新入り、小次郎も、すっかり体格は大人になった。一番の甘えん坊だが。

ちょっと寒いくらいの時期が猫を愛でる旬であるのは間違いない。